ご あ い さ つ
朝霞市立朝霞第一中学校 校長 金子 二郎
唐松校長の後を受け、令和8年4月に第25代校長として着任いたしました、金子二郎と申します。どうかよろしくお願いいたします。
現代の子供たちを取り巻く環境はますます多様化・複雑化しており、社会の変化に主体的に向き合いながら未来を切り拓く力を子供たち一人一人に身に付けさせることが、私たち大人には求められています。子供たちが希望をもって未来を目指し、豊かで幸せな人生を送るとともに、持続可能な社会の担い手として立派に活躍している姿を願わない大人はいません。義務教育最後の3年間で、そのために必要な力を子供たちが身に付ける場が学校です。その意味で私たちに課せられた使命を考えると、改めて身の引き締まる思いがいたします。例えば、予測困難な社会の変化に柔軟に対応するためには、子供たちは自ら課題を見付け、他者とコミュニケーションを図りながら協働して学び合う力を身に付ける必要があります。この確かな学力を育むことために、学校に求められる専門性は決して低くはありません。しかしながら、情報化やグローバル化が進む社会で求められる力とは何かを考える時、それは閉ざされた空間において限られた教職員だけが担うのではなく、子供の成長にかかわる多くの大人がともに手を携え、多種多様な社会経験から培われたそれぞれの強みを生かしながら子供を支援することのほうが、将来、真に社会で通用するより実践的な力と高めることができるのは想像に難くありません。もちろん学校は子供が主役である場ではありますが、見方を変えると子供たちのために持てる力を発揮する大人にとっても活躍の場とも言えます。学校は子供たちにとってはもちろん、大人にとっても居心地の良い場であればと存じます。保護者の皆様はもちろんのこと、地域コミュニティの方々、さらに広く様々な立場でご活躍の皆様のお力添えをたまわることで、子供にとっても大人にとっても魅力的な学校を目指してまいります。3年間という限られた時間の中で貴重な体験を通して多くを学んだ一中生が、将来大人になった時に「私の子供も一中で学ばせたい」と思うような学校を創り上げることができればと願ってやみません。